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【新設杭に干渉する既存杭の撤去に関する研究委員会】

■趣旨:
 市街地の工事では、旧構造物を撤去した後に新設構造物を施工するケースが増加している。旧構造物の杭(既存杭)が新設する杭に干渉する場合には、既存杭を撤去し、その後に良質な土やセメント系充填材による埋め戻しを行った後に、新設杭を施工することになる。埋め土部分はその周囲の原地盤とは異なるため、新設杭の施工においては傾斜や偏心などのトラブルに繋がることがある。
 このように既存杭の存在やその撤去方法が新設杭の施工におけるトラブルの主要な原因であるにもかかわらず、その撤去とその後の対処の方法については、明確な規定やマニュアルがなく、各事業者が独自に対処を行っているのが現状である。この問題はすべての杭工法に共通の話題であり、適切な撤去方法を提案し、指針類(マニュアル)の早急な策定が望まれる。
 本研究委員会では、産学官の技術者・研究者が連携し、具体的な課題を抽出・検討し対応策を議論することによって、適切な撤去・埋戻し方法と埋戻し地盤を考慮した新設杭の施工方法の提案、関連マニュアルの策定を目標として、活動する。

■活動期間 2018年10月~2022年3月
   
■活動概要
上記の背景と趣旨に沿って、本委員会では以下の1)~3)の研究活動を行い、その成果に基づき、4)既存
杭の望ましい撤去方法の提案およびマニュアルの策定をめざす。
 1) 既存杭の撤去方法(埋め戻し方法も含む)の現状に関する調査
 2) 既存杭撤去後の埋め土部分の性状および周辺地盤への影響に関する調査
 3) 埋戻し後の新設杭の施工方法の提案
 以上の3項目については、ワーキンググループを設置する。最終的に4) を目標とする。
 4) 既存杭の望ましい撤去方法の提案およびマニュアルの策定
   
■2022年度事業計画
【上期予定】 ・書籍の刊行
・講習会の実施
【下期予定】 ・GeoKanto2022での活動報告発表
   

■2022年7月1日発売「既存杭の撤去・埋戻し方法とその影響を受ける新設杭の設計・施工」

書籍につきまして誤りがありました。正誤表をご確認ください。2023年12月25日更新

   
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■活動状況

 2022年度(R4年)
会議名
開催日
議事録
会議名
開催日
議事録
打合 6月20日(月)
報告会
6月30日(木)
   
 2021年度(R3年)
会議名
開催日
議事録
会議名
開催日
議事録
第16回 5月 13日(月)
第17回 7月8日(木)
第18回 8月 26日(木)
第19回 10月11日(月)
第20回 12月 1日(水)
第21回 2月2日(水)
第22回 3月 23日(水)
   
 2020年度(R2年)
会議名
開催日
議事録
会議名
開催日
議事録
WG3 6月 9日(火)
第10回 6月18日(水)
WG3 8月18日(火)
第11回 8月26日(水)
WG3 10月16日(木)
第12回 10月23日(木)
WG2 11月19日(木)
WG3 12月 3日(木)
第13回 12月16日(水)
第14回 2月 1日(月)
第15回 3月17日(水)
   
 2019年度(R1)
会議名
開催日
議事録
会議名
開催日
議事録
第4回 4月15日(月)
WG3 5月15日(水)
第5回 6月12日(水)
WG3 7月2日(火)
WG1・2 7月2日(火)
WG3 7月7日(水)
第6回 8月28日(水)
WG3 9月20日(金)
WG1・2 10月17日(木)
WG3 11月1日(金)
第7回 11月6日(水)
WG1 12月5日(木)
WG2 12月11日(水)
WG3 12月23日(月)
WG1・2 1月9日(木)
第8回 1月22日(水)
WG2 2月7日(金)
WG3 2月10日(月)
第9回 2月17日(月)
   
 2018年度(H30)
会議名
開催日
議事録
会議名
開催日
議事録
第1回 10月10日(水)
WG2 11月21日(水)
第2回 12月12日(水)
第3回 2月13日(木)