第9回関東支部発表会(Geo-Kanto2012)の開催報告

支部発表会グループ リーダー幹事
宮田喜壽(防衛大学校)

 第9回関東支部発表会(Geo-Kanto2012)が,平成24年10月5日(金)に東京都江東区の日本科学未来館において開催されました.402名の参加があり,論文投稿数も197編で過去最大でした(参考:表1).実行委員会の構成は表2のとおりです.多くの委員の献身的な努力で成功裏に会を終えることができました.
 今回の発表会の特徴は以下のとおりまとめられます.1) 地盤工学会が公益法人化したことをふまえ,参加費用を無料として,広く市民に開かれた会とした.2) 一般市民向けの特別企画として,「都特別区の防災・減災の取り組み」,「新しい震災対応地盤技術」,「災害から市民を守る」を実施した.3) 地盤工学分野の技術者・研究者向けの特別企画として,「地盤工学分野における技術認証・資格とキャリアパス」,「コードライター交流セッション」,「研究発表会の活動報告」,「若手交流セッション」を実施した.4) 支部発表会参加者の意見交換が活発になるように,イベント色の強い意見交換会を実施した.上記 1)については,今回使用した会場の場合,参加費無料の行事に対しては施設使用料が大幅に安くなるという条件を最大限に活かしました.今後は,収入とのバランスをとるために,論文投稿料をどのレベルに設定するかがカギになると思います.2)については,国や地方自治体の多大なる協力を得ました.この関係を継続することが重要だと思います.3)については,専門を超えての情報・意見交換をスムーズにするための工夫をもっと進める必要があると感じています.4)については,マンネリ化しない企画づくりの重要性を今回学びました.一般セッションにおいても多くの優れた発表がなされました.受賞者のリストとコメントを文末に掲載したので,ご一読ください.
 発表会の準備段階から,前支部長の石原研而先生,太田秀樹先生,現支部長の國生剛治先生をはじめとする多くの関東支部の方々にご指導とご支援をいただきました.ここに感謝の意を表したいと思います.今年は記念の第10回大会です.皆様の益々のご支援何卒よろしくお願い申し上げます.
[表1.これまでの関東支部発表会の開催概要 ]

回数 年度 開催場所 参加者数 論文数
第1回 2004 東京都文京区(JGS会館) 53 26
第2回
2005
茨城県水戸市(茨城大学) 80 52
第3回
2006
神奈川県横浜市(関東学院大学)  - 111
第4回 2007 群馬県前橋市(県市町村会館) - 126
第5回 2008 千葉県船橋市(日本大学) - 117
第6回 2009 栃木県宇都宮市(県総合文化センター) 232 147
第7回 2010 埼玉県さいたま市(大宮ソニックビル) 194 131
第8回 2011 山梨県甲府市(ぴゅあ総合)  184 132
第9回 2012 東京都江東区(日本科学未来館) 402 197

[表2.実行委員会メンバー ]
副支部長
赤木寛一(早大)
グループリーダー
宮田喜壽(防大)
学術部会

並河努(芝浦工大)
川邉翔平(東京理科大)
鎌田敏幸(ケミカルグラウト)
杉山太宏(東海大)
清田隆(東京大)
早野公敏(横浜国大)
吉嶺充俊(首都大学東京)
総務部会 本多眞(清水建設)
大和田貴博(日本工営)
伊藤和也(労安研)
橘伸也(埼玉大)
竹山智英(東工大)
鎌尾彰司(日大)
青木美智子(地盤工学会)    
企画部会 古屋弘(大林組)
平川大貴(防大)
西岡英俊(鉄道総研)
石井建樹(木更津工専)
永留健(東亜建設)
川村淳(ケミカルグラウト)
森川嘉之(港空研)  
県連絡委員 小峯秀雄(茨城大)
後藤聡(山梨大) 森川嘉之(港空研)
清木隆文(宇都宮大) 橘伸也(埼玉大) 峯岸邦夫(日本大)
若井明彦(群馬大)    

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写真1. 会場外観          写真2. 会場受付
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写真3. 一般市民向けの特別企画   写真4. コードライター交流セッション
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写真5. 意見交換会に使用したクルーズ船 写真6. 意見交換会での國生支部長のあいさつ

第9回 地盤工学会関東支部発表会 優秀発表者賞
構造1
加藤久也(鉄道総合技術研究所)背面土の有無による橋台の振動特性に関する基礎研究
この度は,第9回地盤工学会関東支部発表会Geo-Kanto2012におきまして優秀発表者賞にご選出いただき,大変光栄に思います.私が発表した「背面土の有無による橋台の振動特性に関する基礎研究」は,鉄道分野における橋台の構造物健全度診断手法として研究開発が進められている共振試験を壁体模型に実施し,背面盛土の有無が構造物の振動特性に与える影響について確認したものです.背面盛土の影響に関しては,橋台(背面盛土あり)と橋脚(背面盛土なし)の固有振動数の大小関係より,背面盛土により構造物の振動が拘束されることを確認し,その影響は橋軸直角方向に比べ,橋軸方向の方が大きいことを確認しました.また,変位レベルの増加に伴い固有振動数が減少傾向を示したことから,模型試験レベルにおいても変位レベル依存性を確認しました.今後は本研究を基により詳細な検討を続け,振動特性に基づいた橋台の健全度診断手法の確立を目指していきたいと思います. 
構造2 青山翔吾(東京大学)地盤変形のPIV解析による群杭相互作用の検討 
構造3 土屋和寛(東京都市大学)軟弱地盤で用いる伝統的基礎工法の支持力特性
構造4
飯塚貴洋(鉄道総合技術研究所)斜杭基礎を有する高架橋の断面力低減効果に関する模型振動実験
この度は,地盤工学会関東支部より「Geo‐Kanto2012 優秀発表者賞」を賜りまして,大変うれしく思っております.今回発表させていただいた論文は,ラーメン高架橋の杭基礎を5 度程度と比較的小さな角度で斜杭基礎とした場合,部材に発生する断面力への影響について模型振動実験により検討いたしました。その結果,斜杭基礎とすることで制振効果による列車の走行安全性の向上だけでなく,高架橋天端の応答加速度を抑えられることにより,柱や杭部材に発生する曲げモーメントや軸力についても小さくできることを確認しました。今後,斜杭基礎の適用の際に本研究がお役に立てれば幸いに存じます。また最後となりましたが,本研究の発表にあたり,関係者の皆様には貴重なご意見やご助言を頂きました.心より感謝申し上げます.これからも慢心することなく日々精進してゆく所存でおります.今後とも,ご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします. 
構造5 小松治朗(鉄道総合技術研究所)シールドトンネルセグメント設計における傾向分析
この度は,第9回地盤工学会関東支部発表会Geo-Kanto2012において優秀発表者賞にご選出頂き,誠にありがとうございます.私が発表させて頂いた「シールドトンネルセグメント設計における傾向分析」に関する研究は,近年の多種多様化した鉄道トンネルにおけるセグメント機構,構造において,現設計法が適当かどうか疑問を呈した所が原点としてあり,鉄道シールドトンネルにおける施工実績データを網羅する形で解析ケースを考え,はりーばねモデルを用いて解析を行い傾向分析した結果を報告させて頂きました.コスト重視の余り,構造の簡略化が進み供用後に不具合が生じては本末転倒ですし,逆にコスト度外視での施工は無駄が多くなります.そこで,最適に設計できる手法として現設計法が時代の流れに即しているか判断した上で,現設計法の改良を行い今後の鉄道シールドトンネルの概略検討の際の一助となる事を最終目標として,今後も研究に励んでいく所存でございます.  
 防災1  堀越一輝(東京工業大学)細粒分流出に伴う盛土の不安定化に関する実験
この度は,素晴らしい賞をいただき,大変嬉しく思います.この発表は,盛土中の浸透に関して,これまでの土質 工学ではあまり考慮されていなかった土骨格からの細粒分の流出について取扱い,この現象が盛土構造物の安定性にどのような影響を及ぼすか を検討したものであります.この受賞は,研究途中であるこの研究テーマを,今後継続するにあたって大きな励みになるばかりか,これまであ まり人前での発表が得意ではなかった私にとって,大きな自信と励ましを与えるものであります. 最後に共著者である東工大 高橋章浩先生,関栄技官よりの日頃の多大なるご指導,ご鞭撻を衷心より感謝いたし ます.この受賞もお二方のおかげでございます.今後もどうぞよろしくご指導のほどお願いいたします.また,私を地盤工学という学問に導い てくださった群馬高専 阿部博先生にも,この場をお借りしまして心から感謝申し上げます. 
防災2 櫻井里沙(東京工業大学)繰り返しせん断を受けた砂の液状化特性
この度は,第9回地盤工学会関東支部発表会におきまして,優秀発表者賞を頂きましたことを心から光栄に思っております.私が発表させていただいた「繰り返しせん断を受けた砂の液状化特性」は,液状化被害を受けた地域の復興・防災に役立てるために行ったものです.再液状化についてはさまざまな見解が存在し,一概に一度液状化した地盤の強度が上がるかどうかはわかっていません.しかしながら,実験により一つの結論に達し,発表し,評価していただいたことを大変うれしく思います.今回,このような賞をいただくことができたのは,ご指導いただいた竹村次朗准教授,一緒に実験をしてくださった山梨さんをはじめとする研究室の皆様のおかげです.この賞を励みに今後も努力し,技術者としてさらに成長していきたいと思っております.ありがとうございました.
防災3 三森祐貴(中央大学)2011年東北地方太平洋沖地震による千葉県浦安市の地盤の液状化について-FL法とエネルギー法による液状化判定の比較-
防災4 布川直矢(不動テトラ)東北地方太平洋沖地震における液状化判定指標と地盤改良効果の検証
この度は優秀発表者賞に選出していただきありがとうございます。本報告は、東京湾岸における締固め砂杭工法による地盤改良物件を対象として、2011年東北地方太平洋沖地震の地震動条件下における液状化の判定結果と実被害の関係を比較考察したものです。結果として、改良域・改良域外の両者とも判定結果と実被害状況は概ね一致しており、地盤改良の適用性を確認できました。しかし今回の地震を通して、ライフライン等の線状構造物の液状化対策方法や、改良域と改良域外の境界付近の性能確保範囲、個人向け宅地の地盤改良等、新たな課題も浮彫りとなりました。今後はこれらの課題解決に対応しながら、ニーズに合致した地盤改良を提案していければ幸いです。 
防災5 山口晋平(東京理科大学)小型模型実験による防潮堤の越流津波に対する安定性の評価
2011年の災害を経て,津波に抵抗する方策として流されにくい防潮堤を明確にすると言う目標を持って始まった私の研究で,優秀発表者賞を頂けた事を大変嬉しく思っております.防潮堤が津波による被害を軽減するためには,粘り強い構造が求められます.その粘り強い構造として今回私の論文で提案したのが,補強土擁壁の技術を応用した「ジオシンセティック補強盛土防潮堤(GRS防潮堤)」です.この新形式の防潮堤の津波に対する抵抗性が向上したことは今回の実験で示したのですが,GRS防潮堤は地震時安定性にも優れている事が既往の研究で分かっています.補強土の技術は,特に鉄道において普及しておりますが,私の研究である防潮堤においても普及出来るように今後も研究を続けていきたいです.最後に,研究において多くの助言を下さった,龍岡教授・西村教授・菊池教授・二瓶准教授・川邉助教,他多くの方々に御礼申し上げます.  
防災6 吉津考浩(防衛大学校)液状化対象砂に対する原位置動的強度の評価法の適用性
この度は,Geo-Kanto2012において優秀発表者賞を賜り,大変光栄に思います。 この成果は,担当教官であります正垣孝晴先生のご指導の賜であり,この場で感謝の意を表します。 チューブサンプリング(TS)した試料から液状化しないと判定された地盤が2011年東北太平洋沖地震では液状化した事実があります。これはTS時の試料の乱れに起因して,原位置の液状化強度を過大に評価したことが一因と考えられます。 受賞の対象となった「液状化対象砂に対する原位置動的強度の評価法の適用性」の研究は,著者らが提案しているTS試料からの原位置動的強度の推定法を埋立砂や自然堆積砂に対して検討したものです。提案法は,材料学的にも整合し,凍結サンプリングや実現象の説明性も向上することを示しました。 今後も担当教官のご指導を受けながら,より一層研究に精進したいと思っています。 この度はこのような賞を頂き有難うございました。 
環境1 仲田泰大(早稲田大学)薬液固結土のシリカ溶脱による耐久性能について
この度は、第9回地盤工学会関東支部発表会(Geo-Kanto2012)において優秀発表者賞をいただき、誠にありがとうございました。このような賞をいただけたことを大変嬉しく光栄に思います。私は薬液固結土のシリカ溶脱メカニズムの解明とそれに伴い耐久性能がどうなるのかという研究を発表させていただきました。赤木教授をはじめケミカルグラウト(株)の川村様、渡辺様、そして研究室の先輩方のご指導のおかげで、いただけた賞だと考えています。心より感謝申し上げます。日本では東日本大震災をはじめとし、地震に伴う液状化の被害が多くみられ、私が行っている研究はその液状化対策につながるものでありますが、まだ未解明な部分があり、研究を行い解明をしていく必要性があります。今回の受賞を励みとし、今後も薬液注入に関する研究を精一杯取り組んでいき、成果を出していきたいと思います。ありがとうございました。
環境2 渡邉義仁(茨城大学)ベントナイト中の水分移動・拡散解析に関する基礎的研究
この度は,第9回地盤工学会関東支部発表会Geo-Kanto2012において優秀発表賞に選出して頂き誠にありがとうございます.全く予想していなかったので大変驚きましたが,このような栄えある賞を頂けたことに大変光栄に思います.このような賞を頂くことができたのは,指導教員である車谷講師をはじめ,貴重な意見やアドバイスを頂いた小峯教授,そして小山田さんのおかげです.ここに心より感謝申し上げます. 私が発表させて頂いた論文は「ベントナイト中の水分移動・拡散解析に関する基礎的研究」という表題です.また,他の方々の発表をお聞きし,研究に対することはもちろんのことながら私自身と違う視からの考察など大変勉強になりました.私は,まだまだ研究者として未熟であり,今回の発表会で学んだことやご指摘して頂いたことを糧に,今後の研究につなげていきたいと思います. 最後になりましたが,今回の受賞を励みに,慢心することなく日々精進していきたいと思います.今後とも,ご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願い致します.  
環境3 甚野泰良(群馬大学)再生半水石膏により改良された粘性土の浸水特性
この度は,第9回地盤工学会関東支部発表会Geo-Kanto2012において優秀発表者賞にご選出いただき,誠にありがとうございます. 私が発表した「再生半水石膏により改良された粘性土の浸水特性」に関する研究は、学部時代から行っているもので、廃石膏ボードを軟弱地盤改良材として利用し、年々増加傾向にある廃石膏ボードの排出量を軽減することを目的としています。この賞を頂いたことを励みに,微力ながら貢献できるよう今後も研究に精進していきたいと思います. 
材料1 津田祥樹(中央大学)砂質土~中間土に区分される土試料の繰返し載荷に伴うせん断特性
この度は,第9回地盤工学会関東支部発表会Geo-Kanto2012において優秀発表者賞を頂き,誠に有難うございます.学会というものに参加するのが初めてであったためとても緊張し,研究についてしっかり発表できていたか心配でした。しかしこのような賞をいただき,大きな自信へとつながりました.論文の提出時まではとにかく研究の結果をまとめ上げることしか考えることができず,発表を練習し始めた時はどのように発表すればいいのかよくわからず不安ばかりが募っていきました.しかしご指導いただいた指導教員の皆様及び研究室の仲間たちのおかげで発表のコツや客観的に見た場合の意見といった様々なアドバイスをいただき,私の発表をカタチあるものとさせていただきました.深く感謝いたします.今後はこの受賞を一つの励みとして,さらに研究を頑張っていこうと思います.本当にありがとうございました. 
材料2 吉田智海(群馬大学)炭酸化がセメント改良砂の一軸圧縮強さに及ぼす影響 
第9回地盤工学会関東支部発表会におきまして優秀発表者賞という栄えある賞を頂きまして誠にありがとうございました。いつもお忙しい中ご指導して下さる半井先生、李先生、そして研究室の先輩・後輩の方々に心から感謝を申し上げます。自分の研究を通し、セメント改良砂について学べることをとても嬉しく感じております。今回の発表会に参加させていただいたことで、他の方々の見方や考へ方など、本当に多くのことを勉強出来ました。質問していただいたことなどを生かして、今後の研究を一生懸命取り組んでいきたいと思っております。この度は本当にありがとうございました。
材料3 今成智史(埼玉大学)ベントナイトの吸水過程における体積変化特性についての考察
この度は,第9回地盤工学会関東支部発表会において優秀発表者賞に選んでいただき,真にありがとうございます.私が発表させていただいた「ベントナイトの吸水過程における体積変化特性についての考察」は,高レベル放射性廃棄物処分施設において利用が検討されているベントナイト緩衝材の長期安定性の検討にあたり,まずはベントナイトの力学的性質の把握を目的とした基礎研究であます.まだまだ成果や考察が至らない点もありましたので,今回の発表で学んだことや指摘して頂いた事を今後に活かし有意義な研究に発展させていきたいと考えております.今回,このような賞をいただくことができたのは桑野教授,橘助教授の熱心なご指導と,研究室の仲間のおかげであると思っています.これを励みに,さらに研究に力を入れていきたいと思います.ありがとうございました.  
材料4 須藤雅人(東京理科大学)排水三軸圧縮での砂質土のクリープ特性に対する締固め時飽和度の影響
この度は、第9回地盤工学会関東支部発表会Geo-Kanto2012において優秀発表者にご選出頂きまして誠に有難うございます。私は「排水三軸圧縮での砂質土のクリープ特性に対する締固め時飽和度の影響」という表題で発表させて頂きました。従来の盛土の施工管理では、最適含水比付近及びやや湿潤側での施工が一般的であります。しかし、本研究結果からは締固め時の飽和度が低いほど、つまり乾燥側で締固めると圧縮強度が大きく、クリープ変形量が小さくなるという傾向が確認できました。今後もこの傾向を系統的に把握すること等を通して、合理的な設計・施工のためのデータを提供したいと考えております。最後になりましたが、本研究の発表にあたっては、指導教員である龍岡先生、菊池先生をはじめとする多くの方々より貴重なご意見を頂きました。心より御礼申し上げます。この度は誠に有難うございました。 
材料5 宗片渉(東京理科大学)破砕泥岩の細粒化とスレーキング特性
この度は、第9回地盤工学会関東支部発表会におきまして優秀発表者賞という栄えある賞を頂きまして大変光栄に思います。私は今回「破砕泥岩の 細粒化とスレーキング特性」について発表をしました。本研究では強度試験を行った際の試験前後の粒子破砕量について検討しました。スレーキン グに関しては盛土等の圧縮沈下の研究は多くなされておりますが、強度特性に関しての研究は多くなされていないため、今後さらに強度特性に関す る研究を行い、斜面崩壊予測等に役立てられるよう、発表会で学んだことやご指摘いただいた部分を糧に精進していきたいと思っております。本研究の発表にあたり、塚本教授をはじめとした皆様に貴重なご意見を頂きました。心より感謝申し上げます。この度は、このような賞を頂き誠に ありがとうございました。 
材料6 鈴木あゆみ(筑波大学)DEM解析による粘土粒子の凝集・堆積過程シミュレーション
OS 橋本 尚(東京電機大)東京東部の電子地盤図作成と地震応答解析