「平成23年度 神奈川県技術職員研修「専門コース(地盤工学)」開催報告

地盤工学会関東支部 神奈川県グループ


 平成23年10月11日13時15分からかながわ県民センターにおいて、「平成23年度 神奈川県技術職員研修「専門コース(地盤工学)」を開催しました。本研修は神奈川グループが神奈川県県土整備局から依頼を受け、神奈川県県土整備局の技術職員の「地盤工学」に関する研修を目的として、実施したものです。
 今年度は、2011年東北地方太平洋沖地震の発生を受け、県職員、市町村職員の地震に対する関心が高まっており、地震についての話題のご講演を設定いたしました。第一講演は、関東学院大学の規矩 大義先生に「東京湾岸を中心とした液状化被害と今後への取り組み」というタイトルでご講演いただきました。第二講演は、早稲田大学理工学術院の柴山 知也先生に「東北地方太平洋沖地震津波の調査結果と今後の防災対策」ついてご講演いただきました。第三講演では、東京経済大学の吉井博明先生に「巨大津波・なぜ多くの犠牲者を出したのか」についてご講演いただきました。
 研修への参加者数は、県職員が56名、市町が27名の合計83名でした。
 講演後のアンケートでは、研修内容が非常に有意義であったとのコメントを多数頂きました。

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【講演1】東京湾岸を中心とした液状化被害と今後への取り組み
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【講演2】 東北地方太平洋沖地震津波の調査結果と今後の防災対策
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【講演3】巨大津波・なぜ多くの犠牲者を出したのか
プログラム
 内 容 講 師
①東京湾岸を中心とした液状化被害と今後への取り組み
規矩大義 (関東学院大学)
②東北地方太平洋沖地震津波の調査結果と今後の防災対策
柴山知也 (早稲田大学理工学術院)
③巨大津波・なぜ多くの犠牲者を出したのか
吉井博明 (東京経済大学)