第15回 関東支部発表会(GeoKanto2018)の開催報告 |
関東支部 支部発表会グループ リーダー幹事 長尾俊昌(大成建設) |
第15回関東支部発表会(GeoKanto2018)が、平成30年11月2日(金)に開催されました。昨年は、都内を離れて栃木県宇都宮市での開催でしたが、今年は再び都内に戻り、定番であった江東区の日本科学未来館から、新たな会場として東京都渋谷区の「国立オリンピック記念青少年総合センター」にて発表会が行われました。青少年総合センター4階に6つの会場を設け、一般発表125編と2つのパネルディスカッションセッションならびに研究委員会の活動報告が行われました。約230名の一般参加を得て、いすれの会場においても優れた発表と活発な議論が行われました。 |
表1.関東支部発表会の開催概要
表2.実行委員会委員
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写真1. 一般発表の様子 写真2. 技術紹介 |
第15回 地盤工学会関東支部発表会 優秀発表者賞
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防災1
液状化判定・評価 |
前田 将希(東京理科大学大学院) |
細粒分を多く含む地盤の液状化抵抗と初期せん断弾性係数の推定法 |
防災2
地震動 |
原千明(東京電機大学大学院) |
谷底低地における地震動の周期特性が地表面応答に与える影響 |
防災3
液状化対策 他 |
高徳 亮太(東京都市大学) |
直接基礎構造物の液状化挙動とその対策方法に関する研究 ~Ca(OH)2 と SiO2 を混合した注入材を用いた改良体による液状化抑制効果~ |
防災4
斜面崩壊 |
藤原 夏美(東京都市大学) |
降雨浸透する土壌水移動と排水効果に関するカラム実験 |
防災5
斜面対策・河川防災 他 |
池谷 真希(東海大学大学院) |
土の締固め度と草本根系の成長・伸長および根系による土の補強効果 |
材料1
砂質土の力学特性・液状化 |
水野 光揮(首都大学東京大学院) |
砂の粒子破砕が定常状態線の傾きに与える影響 |
材料2
補強土・地盤改良 |
上村 健太郎(東京都市大学大学院) |
SiO2とCa(OH)2を混合した注入材の養生条件が一軸圧縮強度および浸透性に与える影響 |
材料3
特殊材料 |
森崎 亮太(茨城大学) |
相対密度を一定とした破砕貝殻の三軸圧縮挙動に及ぼす最大粒径の影響 |
材料4
圧密・地盤変形 |
富谷 祐介(首都大学東京) |
複数の弱面をもつ異方性材料のモールクーロン基準 |
材料5
地盤改良 |
川上 開誠(早稲田大学) |
気泡ソイルセメント安定液を用いた地中連続壁工法の排泥量について |
環境1
廃棄物 |
松浦 慶弥(茨城大学) |
破砕貝殻を用いたキャピラリーバリア地盤の長期毛管上昇遮断効果に関する実験的研究 |
環境2
リサイクル・地下水 他 |
吉川 友孝(東京理科大学大学院) |
固化系材料を混合した転炉系製鋼スラグの一軸圧縮特性 |
構造1
締固め・支持力 他 |
李 盛雷(筑波大学) |
Bearing capacity of post grouted shaft in clay |
構造2
杭 |
花上 遼太(東京都市大学) |
透明地盤を用いた開端杭貫入時における地盤挙動の可視化実験 |
その他1
各種計測・劣化予測 他 |
酒井 亮太(早稲田大学) |
地下鉄トンネル検査データに基づく劣化予測手法の統計学的検証 |
その他2
地盤調査・測定 |
林 史泰(東京海洋大学) |
バイブロ・サンプリング兼コーン貫入試験方法の<br>貫入性と試料採取性に係る基礎的な検討 |