平成22年11月4日(木)、5日(金)の2日間にわたり、埼玉県さいたま市の大宮ソニックビルにおいて第7回関東支部発表会(Geo-Kanto2010)が開催されました。発表会では、一般発表、ディスカッション・セッション(DS)、若手交流セッション、見学会、意見交換会が行なわれ、参加者は194名でした。
一般発表は131件の投稿があり、18のセッションに分かれて発表が行なわれました。一般発表の会場は、いずれも盛況で熱心な発表と活発な討議が交されたようです。各セッションの座長の方々からは、特に優秀な発表者の推薦をいただき、以下の18名の方々を優秀発表賞の受賞者として決定いたしました。例年は、最終日の意見交換会の中でこの表彰をさせていただいていたのですが、今回は1日目に意見交換会を催したので、関東支部ホームページで後日発表させていただき、受賞者の方々には賞状を郵送させていただく形となりました。受賞された皆様、おめでとうございます。ディスカッション・セッションでは、6つの研究委員会から研究報告をしていただきました。従来、全国大会と同様、一研究委員会につき一つのセッションが割り振られていましたが、この度は関東支部の研究委員会が一堂に会してDSを行なう方式をとらせていただきました。このセッションに参加すれば関東支部の研究委員会活動を広く知ることができる、という点で意義ある試みであったと思っております。若手交流会セッションは、発表会の一つの目玉として企画総務グループに運営いただいた催しでした。詳細については、企画総務グループから別報でお知らせがあるかと思いますが、予定していた1会場ではとても入りきらないほど多くの方々に参加をいただき、大盛況でした。会場での不手際をお詫びすると同時に、感謝を申し上げます。若手同士が知り合い、学会活動により興味をもっていただく、有益な機会であったと確信しております。発表会期間中にはJR東日本大宮総合車両センターへの見学会も催されました。参加された方々からは大変な好評をいただいております。見学を案内いただいたセンターの方には、この場を借りて感謝申し上げます。この見学会につきましても、参加者のお一人から報告文を寄せていただいておりますので、詳しくはそちらをご覧ください。
1日目夕刻からの意見交換会では、ご歓談の合間にたくさんの方々から、関東支部発表会を今後どのように開催していったらよいか、展望や希望をお話しいただきました。発表会グループの一員として、また地盤工学会の一会員として、大変興味深く拝聴いたしました。ここでのご意見を踏まえながら、来年度以降、Geo-Kantoをどのように開催していくか発表会グループで検討してまいりたいと思います。また、これからも会員の皆様のご意見を広く賜りたいと考えております。全てを実現することはできませんが、忌憚のないご意見をお寄せ下さい。
最後になりましたが、この発表会を開催するにあたり、関東支部埼玉県グループをはじめ多方面の皆様にご協力をいただきましたこと、ここに記して感謝を申し上げます。 |