先日開催した第三回若手技術者を対象とした意見交換セミナーの報告を以下に記す。
〇セミナーの概要
主題 ：「地盤工学分野にかかわる技術的交流とサロンによる人的交流」
開催日時：2022年11月2日(水)10:00～16:15
参加人数：7名
会場 ：東京大学生産技術研究所 駒場リサーチキャンパスAs棟311・312号室
続いて，セミナーの中身について振り返る。
〇プレゼンテーション(計7名による技術的発表と意見交換の実施)
25歳～30歳前後の若手技術者より，自社の最新技術や業務における創意工夫を発表してもらい，意見交換を実施した。序盤より参加者自ら手を挙げて質問する姿勢がみてとれ，参加者のキャリア形成にかける意気込みを感じた次第である。発表途中では顧問の先生らより知識を深める建設的なアドバイスも加わり，参加者は自らの知識を深化させることに役立ったのではないかと思う。
〇サロン(計7名の参加者，運営スタッフ，顧問の先生らによる座談会形式サロンの実施)
事前のアンケートで業界にいる悩みを教えてもらった。ここに記載されていたことの半分は自らのキャリア形成の中で，地盤工学的な技術力の向上を図りたいというものであった。そういうことを望む技術者ならば，業界の他社の先輩や顧問の先生らと肩の力を抜いた業界トークを繰り広げられ，非常に意義を感じられたのではないだろうか。また，人の前で自分をしっかりと知ってもらい，他人をも知るという人格形成の基礎を築く大切な場面になったのではないかと振り返っている。
会場近辺のイタリアンでランチ会を挟み，開放的な空間で少し肩の力を抜いておしゃべりできた。
昼食会場前の広場で集合写真を撮り，社外のネットワークを構築することに寄与できた。
このような業界の先輩と後輩を結びつける交流機会を学協会によって提供し，若手技術者がすくすくと自らのキャリア形成に向けて育っていくことを応援できる活動を継続できればと思う。
以上
|
