令和4年10月8日(土)に「第15回ソイルストラクチャーコンテスト」を開催いたしました。令和2・3年はコロナウィルスの全国的な流行により実施できませんでしたが,初めての試みとしてWEB開催とし,参加者の皆様の協力もあり無事に終えることが出来ました。運営の立場で参加した会員サービスグループの担当幹事が開催報告をいたします。
~5×10!目標強度を狙え!~
今大会では,改良供試体の一軸圧縮強度を題材としたコンテストが行われ,8チーム(学生6チーム,社会人2チーム)の方々にご参加いただきました。
本コンテストは,事前に用意された山砂に100円ショップで購入した材料を組み合わせて,設定された目標強度に近づけるように5cm×10cmサイズの供試体を設計・作製していただきました。今回はWEB開催のため,当日供試体を作製するのではなく,事前に作製した供試体を発送して頂きました。当日は載荷試験状況を配信し,WEBにてプレゼン・質疑も行いました。
本大会は,①改良強度,②改良強度の標準偏差,③設計のアイデアを含むプレゼンテーションの評価,の3部門の審査項目から最終的な順位を決定しました。
参加したチームの中でも,各部門で得点を稼ぎ,プレゼンテーション部門では1位を獲得した山梨大学地盤研究室チームが,見事総合優勝に輝きました。
最後に
コンテストに参加してくださった,兼松サステック(株),(株)不動テトラ,東京都市大学,日本大学,山梨大学,関東学院大学,千葉工業大学の皆様,WEB配信時に諸々お手伝いいただいた日本大学の学生の方々にこの場をお借りして感謝を申し上げます。来年度は対面でのソイルストラクチャーコンテストを開催できることを望みますが,社会情勢を踏まえての開催を企画いたします。また多くの方々との幅広い交流を深め大いに盛り上がりたいと思います。皆さまのご参加お待ちしております。
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