~昭和・平成を駆け抜けたベテランが令和に語り継ぐ~
「ジオテク語りべ会」 開催報告

関東支部 会員サービスグループ
幹事  山口 恵美
幹事  小林 優起
学生幹事  小林 綾乃

 2020年11月27日に、GeoKanto2020の特別セッションとして、~昭和・平成を駆け抜けたベテランが令和に語り継ぐ~「ジオテク語りべ会」が開催されました。この企画は、会員交流の一環として催したもので、今回が第2回目です。今回は講師に太田秀樹先生をお迎えして、今までの研究活動やご自身の現在の生活についてご講演いただきました。新型コロナウイルス感染防止のため、Zoomウェビナーによるオンライン形式での実施となりましたが、当日は約100名の方にご参加いただきました。
 はじめに、神戸大学の飯塚先生から写真を交えて太田先生のご紹介をしていただきましたが、写真には晴れを願って太田先生がてるてる坊主を作っている姿や、学生の発表を熱心に聞いている姿、スキーの様子など、太田先生のお人柄が非常に良く分かるご紹介をしていただきました。太田先生の講演では、これまでの研究生活はもちろん、現在進行中の研究やこちらからリクエストした現在の生活について、今も現役でプレーしているフィールドホッケーのお話しなど、この語りべ会1回では物足りないくらい盛りだくさんの内容を話していただきました。そして講演の最後には、日本の自然災害に対する備えの不十分さなどを危惧しているとお話しをされ、都市集中から地方分散への移行のテーマソングとしてJohn DenverのTake me home,country roadを示されました。
 オンライン形式では視聴者の皆様の反応が太田先生に伝わりにくいことを懸念しておりましたが、講演中は多くの方が顔を見せてくださり、太田先生も皆さんの表情を見ながらお話しすることができましたので、対面ではないながらも楽しい会になったと感じております。
 このジオテク語りべ会は、シリーズとして今後も開催予定です。多くの皆様にご参加いただき、世代を超えた会員同士の交流の場となることを願い、これからも企画していきたいと思います。

写真-1 太田先生ご講演の様子 写真-2 会場の様子