若手技術者交流会「液状化対策に関する調査・設計・施工・研究」開催報告

地盤工学会関東支部
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 地盤工学会関東支部では、平成26年6月25日(水)に地盤工学会地下大会議室にて「若手技術者交流会」を開催致しました。本交流会は支部設立10周年事業の一環として、若手技術者同士の交流を通じて、参加者の視野を広げてもらい、日常の業務や学会活動に活かせるよう企画したものです。
 第一回目となる今回は、「液状化対策に関する調査・設計・施工・研究」をテーマに4名の若手パネリストから話題提供いただき、その後に会場の参加者を含めてディスカッションを行いました。

   調査  植村一瑛 氏  (応用地質株式会社)
   設計  脇中康太 氏  (川崎地質株式会社)
   施工  杉本知弘 氏  (株式会社不動テトラ)
   研究  石川敬祐 氏  (東京電機大学)

 交流会には37名が参加しました。話題提供者からは、ご自身の経歴や業務内容とあわせて、業務で感じた喜びや感動、勉強になったこと、ほろ苦い失敗談等について発表していただきました。
 その後、会場レイアウトを変え自由な雰囲気の中で、軽食を交えた全体ディスカッションを行いました。ここでは液状化に興味をもったきっかけや、日頃業務で疑問に思っていること、職場内でのコミュニケーション等様々な内容について活発な意見交換がありました。
 今回の若手技術者交流会は盛況のうちに終わりましたが、今後も様々なテーマを取り上げ継続的に実施することを計画しています。次回の交流会ではさらに多くの技術者の参加を目指すとともに、若手技術者の方々には、情報交換の場としてこの交流会を積極的に活用して頂けたらと思います。
 最後に話題提供していただいた皆様に深く感謝申し上げます。

  

    パネリストによる話題提供の様子               

全体ディスカッションの様子