平成21年度 技術講演会

地盤工学会関東支部埼玉グループ

元幹事 瀧本清互

 

埼玉グループでは埼玉県地質調査業協会との共催で、6月24日13:00〜17:00から「平成21年度 技術講演会」を行いましたので報告します。

開催日当日は、朝からあいにくの雨が降っていましたが、午後には雨もどうにか上がり、およそ100名の方の参加がありました。公演の演題および公演者は以下のとおりです。

演題1 新たな時代へ−荒川放水路の果たす役割− 

     関東地整 荒川下流河川事務所 津久井俊彦 先生

演題2 2008年四川大地震地盤災害視察報告 

     埼玉大学地圏科学研究センター 桑野二郎 先生

演題3 南極氷床掘削プロジェクトの紹介

     3D地科学研究所 中山芳樹 先生

演題1は荒川河川事務所の取り組みと、荒川放水路が約100年に渡って果たして来た、また今後果たすであろう役割についての解説がありました。

演題2は、先日地盤工学会関東支部の四川大地震視察団として参加された際の、主に斜面災害を中心とした現地の状況についての報告と解説がありました。

演題3は、南極大陸内陸部のみずほ基地、ドーム富士基地において実施された氷床掘削の様子と成果について現地での生活の様子を交えながらの紹介がありました。 

             

荒川下流河川事務所津久井先生の公演 埼玉大学桑野先生の公演   3D地科学研究所中山先生の公演

 

この講演会は来年度も実施する予定でおります。その際には多数のご来場をお待ちしております。