報告:特別講演会 「東京のじばん話  −ようこそ東京へ− 」

(文責:橋本則之 (株)不動テトラ)

 平成19年6月27日17時〜19時において,地盤工学会大会議室にて標記の特別講演会が開催されました。ご講演は清水惠助先生(元東京都港湾局、元九州工業大学、現在:「三宅島委員会」委員長)によって行われました。

 会告では「関東圏外から東京地区へ転勤、赴任、配属された建設関係の技術者、また、関東地区の学生の方々を対象に東京地区の地盤の概要についてご講演して頂きます。」とさせていただきましたが、実際の参加者はベテランの技術者の方にもたくさんご参加頂き、68名と非常に多く、会場がほぼ満席となる大変な盛会でした。

 ご講演は,まずトピックスとして渋谷のガス爆発事故についてご説明いただき、その後テキストとして使用しました「東京の地盤」の概要説明、七号地層・関東ローム層などのkey wordについてご説明頂きました。特に清水先生の東京都港湾局時代のエピソードを交えてご説明いただき、若手の技術者にも非常に分かりやすく、ベテラン技術者の方にも満足いただけるご講演内容であったと思います。

最後になりましたが,貴重な講演会を実施していただきました清水惠助先生に対し深く御礼申し上げます。

 

写真  清水先生による講演状況