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主催 公益社団法人地盤工学会関東支部 |
日々ご清祥のこととお慶び申しあげます。 |
日 時 |
2025年4月22日(火)16:30-17:30 |
開催方法 |
JGS地階会議室とZOOMウェビナーによるハイブリッド開催 |
題 目 |
「マダム、これが俺たちのメトロだ
」 |
講 師 |
阿部 玲子 氏(株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル 執行役員・インド現地法人取締役会長) |
講師紹介 |
私は神戸大学大学院土木工学を終了後、1989年に建設会社に入社いたしました。当時、土木系の女子学生としては、私は初めての入学であり、またゼネコンに技術系の総合職として入社したのも私が初めてでした。入社後は、大学で専攻していたトンネル関係の現場業務には着くことができず、国内の大型地下構造物の設計業務に従事いたしました。1995年にノルウェー工科大学に留学し、その後ノルウェーの会社で初めてトンネル現場業務を1年経験いたしました。その後、その経験を買われて台湾新幹線業務に従事いたしました。 2004年に建設会社からコンサルタント会社に転職し、中国、カタール、ウクライナ、インドネシアでの事業を手がけてまいりました。2007年からはインドの地下鉄プロジェクトに従事しており、2016年からはインドの第7の都市であるアーメダバード市において地下鉄プロジェクトのTOPとして、インドでは初めての女性プロジェクトマネージャーに就任しております。また、2014年にインド現地法人の社長、2022年からは本社執行役員に就任しております。現在は、インド新幹線、メトロ事業、水事業や癌センター構築、観光事業計画など、大型インフラ案件のマネージメントを軸に、インド国以外の鉄道案件もサポートしております。 会社運営やプロジェクト運営と並行して、後輩の育成に努めており、各地の大学や学術機関での講義を引き受けております。また、女性活躍推進にも携わっており、内閣府より「STEM Girls Ambassador」と拝命し、各地の中・高校に講演を実施しております。 |
講演概要 |
近年、目覚ましい発展を遂げているインド国における円借款の大型鉄道案件を紹介し、加えて海外におけるコンサルタントの役割を説明いたします。特に、インフラ事業がいかにその国の文化や生活、習慣に影響を及ぼしたかを、インド国デリーメトロを例にとって紹介いたします。また、発展途上国では工事の安全をないがしろにする傾向があります。それに対して、インド国の実際の工事現場を題材にして、日本の産官学が協同で実施した安全向上プロジェクトについてご紹介したいと思います。
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定 員 |
地階大会議室:60名 ・ オンライン:300名 |
参加費 |
対面参加、オンライン参加ともに無料 |
参加資格 |
地盤工学会の会員。個人会員でない方でも、所属先が特別会員(法人会員)であれば参加可能です。 |
申込締切日 |
2025年4月16日(水) |
G-CPD |
1.0 |
連絡事項 |
【対面参加】 ・会場の収容人数の関係で、無料のウェブ参加をお願いする可能性がございますので、ご理解ください。 ・対面参加の方は質疑応答の時間がございます。 【オンライン参加】 ・お申込みの際にご登録いただきましたメールアドレスにZOOMウェビナー入室情報をお送りいたします。 ・講演会終了にアンケートにご回答いただいた方に、CPD付与いたします。 ・講演中の録画は禁止いたします。 ・講演会中の質疑応答はございません。 |
■申込み方法■ |
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【問合せ先】公益社団法人地盤工学会関東支部 |
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