「既存杭の撤去・埋戻し方法とその影響を受ける新設杭の設計・施工」 |
主催:地盤工学会関東支部 新設杭に干渉する既存杭の撤去に関する研究委員会 |
近年、市街地の工事において旧構造物を撤去した後に新設構造物を施工するケースが急増している。旧構造物の杭(既存杭)が新設する杭の施工やその性能に何らかの影響を及ぼす場合には、既存杭を撤去し、その後に良質な土やセメント系充填材による埋め戻しを行った後に、新設杭の施工を行っている。ところが、埋戻し部分はその周囲の原地盤と均一にはならず、新設杭の施工において偏心や傾斜などのトラブルに繋がることがある。このように、既存杭の撤去による地盤の状態が新設杭の施工におけるトラブルの主要な原因であるにもかかわらず、その撤去とその後の埋め戻し方法については、明確な規定や指針類がなく、各事業者が独自に対処を行っているのが現状である。
そこで、本研究委員会では、現在行われている既存杭の撤去・埋戻し方法とその後の地盤の性状について調査した。また、既存杭を撤去した地盤に新設杭を施工する場合に生じるトラブルやそれを解決した事例についても調査を行い、新設杭を設計・施工する場合の留意事項を提案している。本報告会では、このような本研究委員会の活動の成果を報告する。 |
【日 時】 |
2022年6月30日(木)13:00-16:50(予定) |
【形 態】 |
オンライン形式 (Zoom ウェビナー) |
【参加費】書籍代含 |
地盤工学会会員(正・国際・法人会員)6,000円 非会員8,000円 |
参加費は事前に下記へお振込みをお願いします(手数料は払込者負担)入金〆切:6月16日(木)
みずほ銀行(0001) 駒込支店(559)口座番号 普通8091364 |
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【申込締切】 |
2022年6月13日(月) |
【定 員】 |
500名 |
【G-CPD】 |
3.5 |
【連絡事項】 (参加方法他) |
・お申込みの際にご登録いただきましたメールアドレスにZOOMウェビナー入室情報をお送りいたします。6/23にZOOMウェビナー入室情報をお送り済です。ご登録のメールアドレスに届いていない場合は、お手数ですが行事係までご連絡ください。 ・書籍(委員会報告書「既存杭の撤去・埋戻し方法とその影響を受ける新設杭の設計・施工」(約200ページ))はご登録住所に事前郵送いたします。6月25日(土)までに書籍が届かない場合は事務局までご連絡をお願いいたします。 ・書籍のみの販売は報告会(6/30)終了後に(株)総合土木研究所(https://www.kisoko.co.jp/book/index.html)で受付・販売をいたします 。 ・講演中の録画は禁止いたします。 |
【問合せ先】 |
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[参加申込方法] 左記「聴講参加申込フォーム」よりお申込みをお願いします。 |
【プログラム】(予定) |
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13:00-13:10
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趣旨説明 | 桑原文夫委員長(パイルフォーラム) |
13:10-13:40
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委員会の活動概要 | 青木雅路幹事(竹中工務店) |
13:40-14:00
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既存杭の撤去埋戻し地盤に関する調査 | 原智紀委員(西松建設) |
14:00-14:40
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既存杭撤去・埋戻し方法 | 三反畑勇委員(安藤ハザマ) |
14:40-14:50
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休憩 | |
14:50-15:30
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既存杭撤去後の埋戻し地盤の特性 | 古垣内靖委員(東急建設) |
15:30-16:00
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既存杭撤去孔に近接する新設杭の施工(既製コンクリート杭) | 木谷好伸委員(三谷セキサン) |
16:00-16:30
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既存杭撤去孔に近接する新設杭の施工(場所打ちコンクリート杭) | 宮本和徹委員(東洋テクノ) |
16:30-16:50 |
既存杭撤去孔に近接する新設杭の設計 | 小林治男委員(大成建設) |