「平成26年度 神奈川県地盤工学セミナー」開催報告

地盤工学会関東支部 神奈川県グループ

 平成26年11月21日14時から関東学院大学関内メディアセンターにおいて,「平成26年度 神奈川県地盤工学セミナー」を開催しました.本セミナーは地盤工学会の活動を広く知って頂く目的で開催しているもので,今回で8回目の実施となります.
 今年度のセミナーは,平成25年度に地盤工学会,土木学会にて受賞された方々の中から,3名の方を講師にお招きし,海上の土木遺産,パイルド・ラフト基礎,コンクリートがらの有効利用技術に関する内容のご講演を設定いたしました.
 第一講演は海上の土木遺産として,国土交通省 関東地方整備局 東京湾口航路事務所の野口孝俊氏に「東京湾第二海堡の建設技術と土木遺産調査」というタイトルでご講演いただきました.第二講演は,パイルド・ラフト基礎として,株式会社竹中工務店 技術研究所の濱田純次氏に「格子状地盤改良を併用した高耐力パイルド・ラフト基礎」についてご講演いただきました.第三講演では,コンクリートがらの有効利用技術として,大成建設株式会社 技術センター土木技術研究所の堀口賢一氏に「コンクリートがらを有効利用したセメント固化体の製造・施工技術」についてご講演いただきました.
 また,学生ポスターセッションも開催し,6名の学生が日頃の研究成果を発表しました.
 今年度のセミナーは,総勢40名の方にご参加いただいたことに加え,活発な意見交換も行われ,例年通りの良い会となりました.
 神奈川県グループでは,今後もプログラムの内容を工夫するなどして,多くの方にご参加いただけるようにと考えております.

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          【セミナー開催状況】              【第一講演:野口氏】                

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          【第二講演:濱田氏】               【第三講演:堀口氏】

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【学生ポスターセッションの様子】