「大いなる神奈川の地盤 ~その生い立ちと街づくり~」
野外巡検「三浦半島の活断層と海岸地形」開催報告

地盤工学会関東支部 神奈川県グループ

 平成22年10月に出版しました「大いなる神奈川の地盤 ~その生い立ちと街づくり~」の関連企画として,11月17日(日)に三浦半島の活断層と海岸地形を観察する野外巡検を開催しました。
当日はJR久里浜駅からバスに乗り込み,北武断層による地形,南下浦断層の露頭,三浦半島の海面変動と海岸段丘,毘沙門湾付近の海岸地形について総勢36名で巡りました。講師には「大いなる神奈川の地盤」で地形・地質に関して執筆していただいた松田磐余先生(関東学院大学名誉教授)をお迎えし,随所で説明をいただきました。
各見学箇所での説明に際しては参加者の方から多数の質疑が寄せられ,身近な地形や地質に関する関心の高さが伺えました。概ね天気にも恵まれ,最後には次回開催を期待する声をお寄せいただくなど,盛況のうちに終えることが出来ました.
今年で神奈川グループによる野外巡検も三回目となりました。引き続き,「大いなる神奈川の地盤」を直接学ぶ機会を提供して参りたいと思います.

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