国際講演会「米国PEER推奨の側方流動に対する杭基礎設計法」開催報告

地盤工学会関東支部企画総務グループ

 平成25年4月25日(木)17:00~18:30,地盤工学会(JGS会館)地下大会議室において,アメリカオレゴン州立大学のScott Ashford教授をお招きして,国際講演会「米国PEER推奨の側方流動に対する杭基礎設計法」が,地盤工学会関東支部企画総務グループ主催で開催されました.地盤工学会関東支部メーリングリストによる広報を通して,24名の方々にご参加頂きました.
 ご講演いただいたScott Ashford教授は,地震や沿岸域での災害からの世界的な経済損失を軽減することや安全性を強化することに焦点をあてた研究をされており,最近では,カスカディア沈み込み帯で起こる地震に対して太平洋岸北西部におけるライフラインのレジリエンスを増大させることに尽力されています.講演では,米国の太平洋地震工学研究センター(PEER)から最近出版された報告書であり,カリフォルニア州の交通局の新設計ガイドラインの基となった液状化地盤の側方流動に対する橋梁杭基礎の設計法と地震時挙動評価法をアトラクティブな動画等をふんだんに用いてご紹介いただきました.
 ご講演の後,残りの時間はご参加いただいた方々とディスカッションがなされ,最後に,國生剛治関東支部長よりScott Ashford教授に感謝状をお送りし,閉会となりました.
 この講演会を開催するにあたり,ご協力いただいた皆様に感謝を申し上げます.

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