第45回 アフター5談話会  「火山噴火による細粒火山灰とその被害

−三宅島2000年噴火と浅間山噴火の事例−」行事報告

 

会員サービスグループ 幹事

北爪貴史(東電設計梶j

 

 平成21年6月5日17時〜19時、JGS会館地下会議室にて、第45回アフター5談話会が開催されました。当日は20名の方のご参加をいただきました。

ご講演は、アジア航測株式会社の千葉達朗様によって行われました。千葉様は、地盤工学会関東支部の「地盤工学的立場から見た三宅島火山災害に関する研究委員会(平成17〜20年)」の委員としても御活躍されました火山防災分野における第一線の技術者・研究者です。

今回の談話会では、本年2月の浅間山噴火による細粒火山灰の関東地域への降灰予測が花粉モニタリングシステムと連動していたこと、火山噴火起源の細粒火山灰が地盤工学的にかなり特徴のある性質を有していること、など、非常に興味深いお話を伺うことができました。2時間があっという間でした。

また、当日は1000円で販売致しました「地盤工学的立場から見た三宅島火山災害に関する研究委員会活動報告および三宅島2000年噴火に関する論文集」も参加者の方達にご購入頂くことができ、支部の会計にもご貢献いただきました。(まだ10部程度のストックがございますので、お早めにどうぞ!)

最後に、大変お忙しい中、ご講演を実施していただきました千葉様に深く感謝致します。

   

                        千葉様によるご講演の様子