グループ雛形.gif

【土構造物の要求性能の実現を目指した盛土締固め管理の合理化に関する研究委員会】

■趣旨:
 現状でも「土の締固め管理」~「設計で設定する土構造物の要求性能」の関係が明確ではない
場合が多いようである。維持管理が容易でレベル2設計地震動や豪雨・洪水に対して安定な土構
造物の構築という社会的要求に応えるためには,盛土の締固め管理法を合理化してより良い締
固めを効率的に行い,それが設計に反映される必要がある。近年では,適切な締固め目標を設
定するとともに,盛土材,乾燥密度と含水比の管理に加えて現場締固めエネルギーと飽和度を
管理することが有効であることが明らかになりつつある。本委員会では産学官の技術者・研究者
が連携し,効果的な締固め管理法を実現するにあたって解決すべき具体的な課題を抽出・検討
し対応策を議論することによって,広く実務に役立つ知見を収集・整理・総合化することを目的と
している。

■活動期間
平成29年7月~平成32年3月(予定)

■活動概要
 上記の背景と趣旨に沿って,土の締固めのメカニズム,土構造物の設計に関連した土の工学
的性質の理解の促進,現場施工法と現場計測・締固め管理の技術革新に関する知見を集積し
整理・検討する。本委員会の活動内容として,以下のテーマを検討する
1) 締固め土の工学的性質(強度・剛性,透水性等),それらと締固め状態(土質,乾燥密度/締固
 め度,締固め時/室内試験時の含水比/飽和度/空気間隙率等)との関係
2) 現場締固め状態との関連における,室内締固め試験での試験試料と締固めエネルギーレベ
 ルの選択,粒子破砕への対処や礫率補正などの諸課題
3) 締固め状態の関係における,盛土材の土質・含水比の設定・管理,およびまき出し厚・締固め
 機械・通過回数などの現場締固めエネルギーに関連した要因の設定・管理での諸課題
4)盛土の締固めのメカニズム(効率,水平・深度方向のエネルギー分散,過転圧等)の理解
5)設計との関連での,締固め土の乾燥密度・含水比/飽和度/空気間隙率の目標値の設定法
6)締固め土の粒度,乾燥密度・含水比/飽和度/空気間隙率,各種ばね係数・剛性等の管理パラ
 メータの選択と測定法(時期,頻度等),設計・室内締固め試験の結果との関連における測定値
 の評価と締固め法へのフィードバック,測定値の平面・深度方向での変化・ばらつきと管理境界
 値による対処など現場管理での諸課題。現場締固め試験の方法と結果の評価における諸課題
7)セメント混合等で改良した土の締固め法の合理化
8)その他,委員の提案に基づくテーマ
これらを総合化し,土構造物の要求性能を実現する効率的で締固め管理法に関する知見を得る。
各委員には,それぞれの経験とそれに基づいた意見を提供して頂くことを期待します。
委員会の成果に基づき,報告書の作成・出版とシンポジウム・講習会の開催を予定している。

■H30年度事業計画
【上期予定】
・2回もしくは3回の委員会を開催
・検討課題の精査,および検討WGの構成の検討
・外部資金獲得の検討
【下期予定】
・2回もしくは3回の委員会を開催
・WGでの検討の進展状況の確認
・シンポジウム開催と最終報告書の編集体制の検討

meibo.jpg

■活動状況
会議名┃開催日┃議事次第

平成30年度
第1回委員会

平成29年度
第1回委員会┃9月1日(金) ┃議事録pdf_03.gif ┃第2回委員会┃12月1日(金)┃議事録pdf_03.gif
第3回委員会┃2月26日(金)┃議事録 pdf_03.gif